弁護士

佐伯 紀明

NORIAKI SAIKI

出身地

愛媛県

経歴

●済美平成中等教育学校卒業
●関西学院大学商学部卒業
●関西学院大学法科大学院卒業

重点取扱分野

Ⅰ.企業顧問業務
私は企業顧問業務においては、何かトラブルが生じてから相談が来るのを待つのではなく、顧問先の経営者と最低でも月に1回は直接お話させていただく機会を設けています。日常的に経営者と密なコミュニケーションをとることで紛争を未然に防ぐにとどまらず、経営者の思い、実現したい未来を共有させていただき、その思い描く未来の実現を法務面から全力でサポートいたします。
また、私は関西ベンチャー学会にも所属し、ベンチャー企業支援に注力しております。ベンチャー企業の顧問先と一緒にこれまでに存在しなかった新たなビジネスにチャレンジしています。

Ⅱ.事業承継・経営者個人の相続対策業務
経営者が必死の思いで育て、守り抜いてきた事業を、自分が引退した後も末永く存続させたいという思いを共に実現します。経営者と対話を重ね、後継者選び、後継者の育成についてもアドバイスを行い、その後継者が更なる事業の発展に邁進できる環境を整えます。
また、後継者が存在しない場合には、その事業を売却して、その売却先で事業が存続し、更なる発展を実現するという道もあります。そのために、経営者の方が思い描く形で事業が存続、発展するのに最適な売却先の検討、経営者のこれまでの苦労が報われる売却金額の実現をお手伝いします。売却前に減額要因になり得る内部の法務問題を発見し、事前に対処を施すことで、売却金額を高め、より有利でスムーズな売却交渉が可能となります。
事業承継計画の策定と共に、経営者個人の財産も自分が願う形でスムーズに相続されるように相続対策を練ることをお手伝いします。相続対策は遺言書を一度作成したら終わりではなく、その時々の状況、経営者の思いの変化に応じて柔軟に変化させていくことが大切です。そのために、経営者との日常的なコミュニケーションを大切にして、経営者を取り巻く状況、思いの変化をしっかりと読み取り、その時点で最適な相続対策を常にご提案し続けます。

Ⅲ.M&Aに関する業務
近年中小企業の後継者不足が深刻化しており、中小企業の事業の買収、売却案件が非常に多くなっています。企業買収においては、その事業を買収することで経営者が何を実現したいのかをしっかりと確認させていただき、その目的実現を阻害する法的リスクが存在しないかを法務デューデリジェンスを実施して確認します。仮に、法的リスクが発見された場合には、それに対する対応策を提案し、また、その点を指摘して買収金額の減額交渉を行います。
また、会計部と連携して、法務、税務・会計のデューデリジェンスをワンストップで実施することも可能です。

Ⅳ.民事事件
交通事故案件を多数取り扱っております。近年は弁護士費用特約が普及しており、依頼者の費用負担なくご依頼いただくことが可能です。交通事故案件では、弁護士を立てることで保険会社の言いなりにならず、過失割合、慰謝料・休業損害等の金額について圧倒的に有利に交渉することが可能になります。また、お怪我をされた場合、後遺障害が認定されるかどうかで損害額が大きく変動しますが、弁護士を立てしっかりとした準備をすることで後遺障害が認定される可能性を高めることが可能になります。
事業用の土地建物の賃貸借契約、建物の明渡し原状回復に関する紛争、賃料増減額請求事件にも注力しております。事業用の賃貸借契約において建物を明け渡す際、最高裁判決の立場からすれば賃借人が負担する必要がない部分まで含まれた高額な原状回復費用が請求されることがございます。原状回復費用について高額過ぎるのではと感じられた場合には一度ご相談下さい。また、賃貸人側で原状回復等においてトラブルが発生することを未然に防ぐための契約書の見直しにも対応いたします。

所属団体・役職等

●関西ベンチャー学会 監事
●関西学院同窓会評議員